こんにちは。けーすけつぼひです。
盆の時期に5泊6日で北海道に行ってきました。
ええ。僕の盆は
11-12 富士登山
13 千里浜(石川県)にて天体観測
14-19 北海道
という過密日程でした。
その北海道旅行のなかで、銀泉台という天体観測スポットに行ってきたので、今回は銀泉台の星空について紹介したいと思います。
前置き:ハルニレと知床峠で完敗した僕
北海道はそれはそれは雨の連続でした。波照間島のような奇跡は期待できず、、、楽しみにしていた初日のハルニレの木も、2日目の知床峠も雨が降っていたため星は見えませんでした。(一応夜に行ったんですよ・・・どっちも)
ですが、4日目の夜、わずかな希望が見えました。銀泉台が晴れるかもしれないと。
うん、もしかしたらいけるかもしれない(ちなみに星空指数は30/100)
と言うわけで旭川から2時間かけて行ってきました。
銀泉台とは?
銀泉台は、北海道上川町にある標高1400メートルの景勝地です。秋の紅葉が非常に有名です。冬季規制期間外の6-10月は、基本的にはマイカーで行くことができますが、紅葉が見頃の9月はマイカー規制がかかる時期もあるのでお気をつけください。
もちろん、道内屈指の天体観測地としても有名です。
アクセスは最悪
下調べをほとんど行わずに行きました。この銀泉台、山道が険しすぎます。全長15キロメートルの山道(県道1162)のほとんどがダートで車一台分の道幅しかありません。待避所も数えるくらいしかありません。
あと、ヒグマ注意の看板も見ました。大台ケ原に行った時もツキノワグマの恐怖と隣り合わせですが、正直ヒグマはツキノワグマと比べて凶悪さが段違いです。いろいろ怖すぎる、、、笑
というか、この狭い道の上にヒグマがいたら逃げようがありませんよ。。。遭遇しなくてよかった。。。
到着。銀泉台で星空を見るならココ!
山道を登りきると、広い場所に出ます。そこから少し奥に行くと南が開けている場所にたどり着きます。周りが木に囲まれている銀泉台ですが、見渡しの良い場所もちゃんとあります。
車から降りて満点の星空を見る
車から降りて、夜空を見上げます。
見事に晴れていました!北海道に来て一度も星空を見られないと思っていましたが、ここにきて晴れを引きました!
天の川が良く見えます。ただ、暗さは申し分ないものの、大気は揺らいでいましたね。
しかし寒い。外気は4度らしいです。標高が高いので風もビュンビュン吹いていました。。。
ただ、それ以上にヒグマが怖い。スマホで常にエルレガーデンをかけてヒグマを近寄らせないようにしてました。
また、周囲の ガサガサッ と言う音に敏感になっていました。それが風が木を揺らす音だとわかっていても。
そんなこんなでヒグマにビビっていたため、銀泉台には20分ほどで撤収。
帰り際の山道でもステキな星空を撮影しつつ、銀泉台を後にしました。
銀泉台の星空について
夜空の暗さ:★★★★
シーイング:★★★?
夜空の広さ:★★
アクセス:★
人の多さ:少
駐車場:有
銀泉台の夜空の暗さ ★★★★★
南方面の帯広の明かりが少々気になりますが、それでも十分な暗さを見せていました。
銀泉台のシーイング ★★★?
暗さの割にそこまで見えていなかった印象です。まあ周囲は雨でしたからね。銀泉台から離れると雨にうたれましたから、この日の大気中の水蒸気量が多かったんだと思います。もっと条件が良い日は必ずあると思います。
銀泉台の夜空の広さ ★★★
南方面は開けているといえど、僕が訪れた時間帯はもうそこに天の川はいませんでした。正直そこまで広いとはいえません。
北側もこのような感じです。北極星がギリギリ見えるくらいでした。
アクセスについて
上で述べたように、非常に厳しいです。ダートに加え、狭い道幅。対向車が別府来るような時期なら危険だったと思います。
人の多さについて
金曜の夜だったんですが、僕以外いませんでした。星を見に来る人はそこまで多くないのでしょうかね。
銀泉台の星空まとめ
星の綺麗さ:★★★★
総合評価:★★★★
星は非常に綺麗ではあるものの、行くまでの険しさやヒグマ遭遇リスク、視界の狭さを考えるとオススメ度はやや落ちます。あと、僕が行った日は条件が悪かったことは間違いないと思います。もっと晴れた日に来たかったなぁ
とりあえず、もう少し下調べをして行くべきだと思いました笑笑
では、ここまで読んでいただきありがとうございました。
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けーすけつぼひ