
こんにちは。けーすけつぼひです。
11月24日の早朝、長野県の高ボッチ高原にて素晴らしい雲海を見ることができました。今回はその紹介をしたいと思います。
よろしければ、福井県の雲海について書いた前回の記事についてもご覧いただけたら嬉しいです。
高ボッチ高原とは??
高ボッチ高原(たかボッチこうげん)は、長野県塩尻市にある標高約1600メートルの高原です。映画「君の名は。」のモデルとなった諏訪湖と富士山の両方を一望できる日本屈指の絶景スポットです。
諏訪湖の絶景を楽しむポイントは以前記事にしました立石公園もありますが、立石公園が夕焼けであるのに対し、高ボッチ高原は朝焼けが人気です。これは太陽が昇る方角、沈む方角ということもあるのですが、なんといっても高ボッチ高原は雲海が有名です!!
高ボッチ高原への行きかた
高ボッチ高原には、岡谷IC近くの国道20号線から高ボッチスカイラインに移り、山道を登った先にあります。なお、高ボッチスカイラインは、毎年12月ー翌年4月まで路面凍結と積雪による通行止めが実施されます。
通行止め情報に関しては、塩尻市のHPを参照してください。
現地には駐車場が何か所かあります。結構な台数が集まりますが、停める場所が全くないほど一杯にはなってなかったと思います。
現地には深夜2時過ぎに到着
行ったのは3連休のど真ん中、11月24日の深夜2時。実はその3週間前の11月3日にも行っていたのですが、結果は濃霧にまみれて惨敗。悪夢がよみがえりますがとりあえず現地で1枚撮ります。

α7Ⅱ FE85mm F1.4 GM (トリミング済)
おや?これは雲海発生を期待できるかもしれない。
富士山がちょこっとしか出ていないのが気になりますが。。。
撮ったのはこの辺です。↓参考までに
もっともポピュラーなのは高ボッチ山頂からの構図らしいですが、三連休でかなり混雑すると予想し、こちらに場所変更しました。
現地は極寒の地
上に記載したように、高ボッチの標高は1600メートルオーバーです。この時期は霧氷が発生するらしく、非常に寒かったです。私が行ったときは-5℃ 防寒対策はしっかりしていきましょう。
また、カメラの電池もすぐになくなります。サブ機のα6500を持っていたので緊急時にも何とかなりましたが、写真を撮る場合はカメラを温かく保つ工夫をするか、予備バッテリーを必ず持っていくようにしましょう。
また、朝焼けを待つ際に車内で過ごすこともあると思いますが、現地の環境を考えてエンジンは切っておきたいところです。エアコンをつけたいとは思いますが、衣類や毛布で防寒対策をすることがよさそうです。

α6500 FE85mm F1.4 GM
おおっ!!だんだんと雲が出てきてくれているじゃないか!!
深夜の雲海の様子
深夜は雲海の発生過程をじっくり楽しむことができました。かなり厚い雲で覆われていることが分かります。このへんのレタッチが難しい。。。
こちらは深夜3時の写真です。先ほどの写真と比べて、諏訪湖上空が雲で覆われていっていることがわかりますね。もう少し薄い雲だったなら、地上の明かりに照らされて、雲に色がつく景色を見ることができたかもしれませんね。

α6500 FE85mm F1.4 GM
やばい。テンションが上がる。
が、あまりにも寒いので布団を用意した車内で仮眠。
夜明け前の雲海の様子
仮気づいたら周りが明るくなっていました。
飛び起きて外を見渡すと・・・

α7Ⅱ FE85mm F1.4 GM (トリミング済)
おお~~!!(恍惚
午前五時半。高ボッチが最も美しくなる時間帯と言われている夜明け前です。かなり明るくなってきており、富士山もはっきり見えてきます。空気が澄んでいることもあり、富士山はかなり存在感がありました。
日の出間近の6時過ぎの様子です。上からは真っ暗だった雲の色もだんだんと色がついてくるのがわかります。空の色も淡い色に写り、幻想的です。
地面を覆いかぶせる雲と、そこから頭をのぞかせる富士山。とても贅沢で、非日常な気持ちにさせてくれます。

α6500 FE55mmF1.8ZA
ずっと見ていられる感覚にさせてくれます。
夜明け後の高ボッチの様子
日が昇り、マジックアワーの終了を迎えると、周囲に大勢いたカメラマンは撤退していきました。
しかし、私は何といっても片道6時間かけてきていますから、まだ雲海を楽しみます。高ボッチの雲海の見どころは、まだまだあります!

α6500 FE85mm F1.4 GM (トリミング済)
朝日の光が、雲海を照らすようになります。日の出直後は、周囲の山により雲海に日が当たる部分と当たらない部分が発生し、印象的な光景を見せてくれます。私としては、この時間が一番好きでした。

α6500 FE85mm F1.4 GM
午前7時過ぎ。雲海全体に朝日が当たっている様子です。だんだんと雲海の厚みが薄くなってきていますね。

α7Ⅱ FE85mm F1.4 GM (トリミング済)
諏訪湖と富士山に目が行きがちですが、周囲の山を入れる構図もいいですね!
そして午前7時半、雲海はまだまだ残っていましたが眠くなってきたので退散しました。
高ボッチ高原まとめ
高ボッチ高原は日本屈指の富士山・雲海スポットです。雲海好きなら一度は見ておきたい景色だと思います。また、雲海の出方も様々なようで、僕が行ったときは富士山の裾が雲で覆われていましたが、運がいいと雲海が発生してなおかつ富士山の裾が見えたりするそうです。
また、雲海が発生しなくても朝焼けと夜景を見るだけでも大変美しいと思います。雲海が発生しない場合は富士山がかなり大きく見えるだろうと思いますし、来るたびに姿を変えてくれる場所だと思います。何度でも訪れたいと思いました。
この記事を読んで、高ボッチ高原に行ってみたいと思っていただけたら幸いです。
では、ここまで読んでいただきありがとうございました。
けーすけつぼひ