こんにちは。けーすけつぼひです。

3月1日の深夜、天体観測ガチ勢から一足遅れてようやく2019年初の天の川を観測できそうな条件が整ったため、以前から気になっていた石川県の真脇遺跡に行ってきました。

結論から言うと、前日の雨か何かでガスガスだったため肉眼でなんとか天の川を見られたと言うレベルだったのですが、写真などを通して真脇遺跡の星空について紹介していきたいと思います。

 

真脇遺跡とは!?

 

真脇遺跡は、石川県鳳珠郡能登町字真脇にある縄文時代の遺跡です。国の史跡にも登録されていますね。能登半島の先端付近に位置しているため、県庁所在地の金沢市からはかなり離れています。

真脇遺跡で有名なのは、木の柱を囲むように立てた環状木柱列ですね。能登半島周辺にはこのようなものがいくつか確認されているようですが、真脇遺跡のものが最も有名かと思われます。

下の写真は夜明けに撮ったものです。めちゃめちゃ映えな場所ですね。

SONY α7Ⅱ FE16-35mmF2.8

写真の木柱は、非常に大きかったです!その高さなんと7メートル!!

SONY α7Ⅱ FE16-35mmF2.8

縄文時代の遺跡らしく、当時の文化を感じられるものもあります!

真脇遺跡の星空について

 

では、真脇遺跡の星空について紹介していきましょう。

夜空の暗さ:★★
シーイング:★★
夜空の広さ:★★★★
アクセス :★★★★
人の多さ :少
駐車場  :有 20台程度

真脇遺跡で星空を見るならココ!

 

真脇遺跡で星空をるなら、やはり環状木柱列付近の広場でしょう。広くて視界も開けているので、単純に眺める場所として適していますし、写真に収める際も環状木柱列と絡めた構図に収めるのは非常にフォトジェニックです。

でも、私がここに訪れたのは深夜だったので、例の写真の場所がなかなか見つかりませんでした。真脇遺跡は真脇遺跡公園も含めるととても広いので、可能なら明るい時間帯に下見に訪れるといいと思います。

下見が難しい方のために、環状木柱列の大まかな場所の地図と写真を貼っておきますね。

SONY α7Ⅱ FE16-35mmF2.8

SONY α7Ⅱ FE16-35mmF2.8

ただっぴろい場所の中に、真脇遺跡の象徴があります。

 

真脇遺跡の夜空の暗さ:★★

 

SONY α7Ⅱ FE16-35mmF2.8

広場の四方が明かりに囲まれています。深夜4時ごろであってもそこまで暗くはありませんでした。特に南〜東の方角は明るい印象を受けました。3月ごろの横たわる天の川を観測するには不向きでしょう。写真ではかすかに天の川が見えますが、肉眼ではよくわかりませんでした。

 

 

真脇遺跡のシーイング:★★

 

この日は条件があまり良くなかったのか、すごく空気中の水蒸気が多かったです。ただ、海沿いであることを考えると、それほど空気が澄んでいるわけではなさそうです。

SONY α7Ⅱ FE16-35mmF2.8

 

真脇遺跡の夜空の広さ:★★★★

 

周囲に高い山や建物はほとんどなく、広々とした夜空を楽しむことが可能です。寝転がって星空を眺めたいですね。

写真は上から、南、西、北の順番です。

SONY α7Ⅱ FE16-35mmF2.8

SONY α7Ⅱ FE16-35mmF2.8

SONY α7Ⅱ FE16-35mmF2.8

 

真脇遺跡のアクセス:★★★★

 

幹線道路メインでアクセスすることができます。金沢市からかなり離れているものの、のと里山海道を経由すれば2時間弱で到着します。のと里山海道は基本的に通行料金が無料であることも嬉しいですね。

SONY α7Ⅱ FE16-35mmF2.8

ちなみに駐車場はここにあります。結構な台数を停められそうですね。

 

真脇遺跡の人の多さ:少

 

私が行ったのは金曜深夜〜土曜早朝ですが、私以外には人はいませんでした。ストロボを使用した星景写真なども撮りやすそうですね。私もストロボを使いたかったのですが、その日あまり星が綺麗に見えなかったことと、まだまだ寒い時期(0度)だったのでなかなかそこまでの余裕がありませんでした。

 

真脇遺跡のおすすめ度

 

星の綺麗さ:★★
総合評価 :★★★

周りが明るく、海も近いためなかなかいい条件で星空を眺めることが難しいかもしれません。しかしながら、空は十分にひらけているので最低限楽しむことができますし、環状木柱列はとてもインスタ映えスポットとしてよい対象だと思います。金沢市からのアクセスも悪くないので、お気軽に訪れてみてはいかがでしょうか。

では、ここまで読んでいただきありがとうございました。

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けーすけつぼひ

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